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回顧録③ Therme Valse

Switzerland

20101128バルス

日本でもきっとちょうど今頃後輩たちが今頃やりたいこととできていることのバランスがうまくとれずに苦しんでいる頃と思いますが…
私の卒計前…
絶対お風呂作るんや!
と思いたち…笑
当時、今でも私にとってとりあえずなんかすごい存在である一人の先輩が、一枚のDVDを貸してくれました。
そのDVDを観て以来、Peter ZumthorのTherme Valseへは死ぬまでに絶対行こうと思っていました。
思ったより早く実現しました。

先週末母がきました。
母、初めてのヨーロッパ。そして冬。ハイジ好きの母…
これはもう、バルスの温泉に行くしかない!笑

CPH空港からチューリッヒへの飛行機は寝てたら到着。
そこから世界の車窓からごっこしながら鉄道でイランツまで乗り継ぎ、
そこからバスで山道を徐行、徐行で進んでいきます。
鉄道降りた時にはなかったのに、山道を進むうちに雪景色…。
陸の孤島。を、実感。

地元は別荘、温泉とウィンタースポーツとハイキングの観光と、農業・牧畜がおもな産業で、
ズントーの温泉施設で産業盛り返そう!として結果、観光客も増えたそうです。
地元産の石を使ったことで有名な温泉建築ですが、
地元素材「しか」使えない事情もあったんではないかと思ったりもしました。材料運ぶにも大変すぎる…

入ってみて…やっぱり素敵だ!と実感…
得も言われぬ解放感と、守られ感…
洞窟のようで、それでいてモダンで。

温泉は話によると、地元の人は安くで温泉利用できるらしいです。
午後はホテル利用者以外にも解放されているそうで、オフシーズンにも関わらず多くの人がのんびりしにやってきていました。(シーズン中?いい時?には、人が多すぎて全然よくなかったという情報も…)
みんな思い思いに、他の人を気にしすぎず、でもひとつの心地よさを共有していました。
ああ…これだこれだ。。。と、卒計の時真剣に考えていた感覚のことをちょっと思い出してみたり笑

ただでも、日本の温泉文化とは少し違っています。
水着着用で、基本立って入って、
熱いお湯やら、ぬるいのやら、冷たいのやらを渡り歩きます。
あったかい(42度くらい)湯船もあって、日本人の私たちはそこ起点に渡り歩いていましたが、
お湯につかることになれないヨーロッパの人は躊躇して入ってこなかったり笑
基本的にぬるいお湯だから、みんな長湯です。
そして長湯していると、筋肉がゆるむのかなんなのか、
滑らないように…とか頭で考えなくても動きが勝手に遅くなります。
みんなの動きが遅くなって…それがまた雰囲気作りに一役買っていました。

2日目、朝一で温泉に行った時。
母がある場所で足跡を発見…
たどってみると1日目に入った時は気付かなかった浴場に気が付きました(プランとか、チェックして行かなかった私笑)
それもこの温泉の醍醐味。
建築の専門とは全く違い、
合理主義、機能主義の母ですが、
その母が幸せそうにしている姿を見て、
すごくうれしくなりました。

すごく贅沢な時間を母とともに過ごせて、最高の休日となりました。


追伸①…
チューリッヒは物価は超高かったけれどナチュラルにおしゃれな人ばかりで、
本当に目の保養になりました!笑
平和なイメージとは裏腹に匿名で預金できるスイス銀行があるために、
007にも登場する超黒いお金のたまり場所でもあるスイス…
あのおしゃれさんは実はドンかもしれない!
て、予想するのも楽しかった笑

チューリッヒの街はコペンハーゲンとは違って歩けるサイズ。
こじんまりとした古い建物が街をつくっています。
中央駅は川に挟まれていて、
駅前は片方には車の入れない、湖に続くの大通り、
片方は博物館と巨大な公園で、
街のつくりからしてなんだか文化的でした。


追伸②…

20101128CPH空港

以前にも一度書いた気がしますが、
コペンハーゲン空港は、いろいろ空港に行ったけれど、今のところ私の中で一番素敵な空港です。
ただただ広くて茫洋として、漠然としてしまう空港とは違って、
細かく空間が変化して、
空間もこじんまりとして、
木のフローリングが温かくて。
ただ毎晩、ワックスがけしているという地道な苦労に支えられているという…

母は冬をコペンハーゲンにもたらしたらしく笑、
その日以来ずっと雪です笑
寒い中でしたが、
私も初めてコペンハーゲンの「観光」を楽しみました。
よかったのは、
歩くにはちょっと大きすぎるコペンハーゲンの、キング・クイーン中心の街の構造をつかめるカナル・ツアー。
昔は馬車も乗り入れていたらしい、7回転半登る教会の塔、ラウンド・タワー。
手作り一筋、デンマーク・デザインの基本?をみることができるロイヤル・コペンハーゲン。
この時期ならでは、ウィンドウショッピングが楽しいクリスマス・ショッピング。
このたび初めて外食もしましたが、
食べ物も何にしてもアメリカよりもはずれの危険性が断然低いのも、いいところ笑

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