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2009年02月

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nihon

Seattle

http://www.1101.com/carta/2009-01-27.html

すごい…日本だ…
この中にどれだけ本当にその場面に遭遇したことがあるかわからないけれど、
わかるっ!!!
てなるのはなぜなのでしょう。笑
企画自体も素敵。

またあのちょっと変わったsacrificeの授業で、テーマは美、について。
今日は日本の映画よ!!
と、DVDを持ってきてくれた先生。
谷崎潤一郎のマキオカシスターズ。
なんだそれは!?
と、思ったら、細雪でした。趣が…笑
吉永小百合さんがまだめちゃ若い!
音楽があの独特の古いシンセサイザー音。

…小津監督の東京物語を観た時もそうでしたが、
(これも白黒で、音割れしてるほど古い映画。)
不思議なことに、どちらも、ちょくちょく先の動作、会話が読めるんです。
そうそう、そうくるよね、って。

外人さんとこの手の映画を見ていて気付くのは、くすっ…と笑うポイントが違う。
ハリウッド映画だったら、たいがい一緒なんだけど、、、というと、そのポイントがどのあたりかわかりますか??
このくすっ…を呼び起こす、しっとりした日本古い映画(たぶん作ったときには意図されてない手のもの。残念ながら、3丁目の夕日はいまいち…)もなかなかおもしろいものです。


おととい、スタジオで朝から晩まで格闘した挙句クリティックで撃沈…
で、それを言い訳に、急に思い立って映画を見に行くことに。
スタジオで見る映画を相談し、晩御飯を手に入れて、
思い立ってから30分後には映画を見始めているという快適さ。素晴らしい。
ショートアニメーションムービーのオスカーノミネート作品たち。
めちゃ楽しかったです。
2分のものから、30分くらいのものまで。
究極的にばからしいのから、深すぎるくらい深い内容のものまで、
ほんとうにさまざま。

その中で興味深かったのは、(一番なんにも考えずに見れたディズニーの作品の次に…笑)
日本の作品。
水没する世界を、超詩的に描いた作品。
床が水に浸ってきたな…と思ったら、屋根の上に新しいおうちを建てるのです。
そうして家族の歴史が蓄積されて、
最後に家の持ち主がいなくなったとき、その家はそのまま海に自然と沈んでしまいます。
主人公のおじいさんは、愛用のパイプを海に落としてしまって、
それを取りに海にダイブ…
部屋の真ん中にすぐ下の沈んでしまった部屋に通じる扉があって、
普段は部屋の中から釣りする用のものなんですが、
その扉を次々くぐって家族の思い出をひとつひとつたどっていくのです。

ストーリーはありません。こんな世界だよーって言っただけのフィルム。
ただ、その世界への引き込まれようだけで気にいってしまいました。

これらの日本映画、こっちで見たほかのものに比べたらインパクトは全然ないけれど、じわじわとその世界に引き込まれていきます。
そして、カルタ ド ニッポンも。これはほんま感動もの。
その世界そのものも、大事なポイントだけど、そもそも、このじわじわ感が好きです。

…日本人の感覚を誇りにしつつ、ボートハウスと先生と再格闘です。
格闘の中から、行きつ戻りつしながら、そしてたまに息抜きしながら、いい作品は生まれるんだっ!と信じて…

そして…
この場でどれだけの人に伝わるかは定かではないけれど、卒業設計図面提出、修士論文、お疲れ様でした!!!!!!
就職活動がんばって!!そして来年、切実に、いろいろおしえてください。

もくもく

Seattle

つらつらと…

今朝起きたらまた雪が積もってました。

レーザーカッターを使いました。
そしたら…
ファンを入れ忘れたら、蓋をあけたとたん、煙に包まれました。
まんがで料理を失敗したときの絵そのもの。
中から若干焦げた段ボールも出てきました。
おおごとにはならなかったものの、しでかしました。
しばらくの間、芳しい焚火の香りが漂ってました。笑
このレーザーカッター、スタディにはまったく向きません…
コンタ作るにはめちゃ役立ちますが。。

今日はスタジオのあと、Tom Kundigの講演でした!
主にプロジェクトの紹介。
彼の作品、とっても好きです。(小さいプロジェクトが、とくに。)
男の子が例の機械じかけの扉を必死であけるシーンがとっても印象的。
人が生き生きしてるんです。



TomKundig自身も、52歳の少年でした。
レクチャーシリーズなので、また行きます。

レクチャー後には、軽食がふるまわれます。
ワインと、ケーキバイキング。
…どうしてこんなに甘いのか。
一番甘さ控えめで私にとってよかったブラウニーは、
最後去る時に一番たくさん残ってました。
そりゃ太るわ!

無題

Seattle

修士論文、卒業設計の、ほんとにほんとのラストスパート時期、(明日とか、来週とか提出ですね、)
就職活動は加速時期。
なんにもできないけれど、心で応援しながら、そしてみんな頑張ってると思うと頑張れる今日この頃です。
そして最近はボートハウスの設計という夢見心地なことをしながら、
学生身分っていう守られたゲージの中から、目と鼻の先で起こる不況って現実に、ほんまに起こるんや!!!って驚く日々を送っています。
このギャップが、なんだかとても新鮮です。
そして、こんな環境にぽいっと放り込まれて、建築に携わるってことについてぼんやりと考えたりしています。

資本主義!!な経済で、理論的に利潤を追求するサイクルの世界のほかに、もうひとつのサイクルの世界があって。
それがどうやらsacrifice ワールドなのだと、最近半年越しにようやく理解してきました。笑
自分のもとに生まれた余剰をある世界に還元する、そうすることでその世界のサイクルが維持される、って世界。
この世界ではギブアンドテイクが明確じゃない。でもその世界、そのコミュニティに属している限りいつかなんかの形で帰ってくる。
たとえば…
卒業設計やら修士論文やら。
あんなにがんばらなくたって単位はおりる笑
でも、死に物狂いで頑張る。
それでなにが得られるのか?それは自分のためでもあって、同時に建築にかかわる世界のためであって、そこに携わっている限り自分もまたその世界の恩恵をまた気づかぬ形で受ける。
お手伝いさんだって、そう。お金をもらえるわけでもなく、授業みたいに何を学ぶってゴールが明確なわけでもない。
でもなにかを得る。得た。

キリスト教の世界では、sacrificeって言葉があるし、このことが神の存在に対するものってことである意味理論化されてる。
sacrificeされるものには、その意志があって、神の領域に立ち入るっていう素晴らしい目的を達成することができる、って具合。

日本にも神様はいるけれど、読んでいて思ったのは、やっぱりどこか違って、この理論だけではなにか理解できない部分がある。
でも、いったん神様から離れてみると、この社会の仕組みは、効率的な作業というものがまったくできない私のための世界なんだと気づく笑
たぶん、理論でがっちり武装されてる資本主義に隠れちゃいがちだけど、
神様の部分をちょっとおいといたら、どの世界でもちゃんと認識されてる。
だから美しいものがうまれるんだと思う。
風がふいておけ屋がもうかるっていうのは、あっちこっちで実際起こるんだと思う。そして日本人、がんばって理論にしてみようとしたんだろうけれど、大事なのは現象じゃなくて、そのコミュニティにいるってことだけ。

世界が不況でも幸せになろうと思った時に、この世界にヒントがある気がします。
ただでも、信仰はたぶん私は今までもこれからも持ちません(死んだらお墓に入れてもらうけれど…)
でも、うまくいかなかろうが、とりあえず、自分の場所だと思える場所で、素直に純粋にやってみようっていうことです。

…帰ったら就職活動。

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