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2009年07月14日

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マーファというところ・あとがき!

Texas

美術館を訪れた次の日、もう一日マーファに滞在。
マーファは本当に小さな町で、1時間で街の端から端まで歩いて往復できてしまうほど。
ジャッドの美術館の影響で、若い芸術家たちがちょっとずつ集まってきてギャラリー経営を始めたりしていますが(ちょうど、中崎町のギャラリーサイズくらい。)
街の経済力には到底なりえないだろう…という感じ。(中崎町みたいに近くに梅田もないし…)
泊まったホテルも、地元テキサスの建築家が現代風におしゃれに改装したという、マーファではちょっと話題のモーテルhotel thunderbirdというところに泊まったのですが、
たしかにおしゃれだけど割高なうえに、サービスもいまいち…そしておしゃれはしてるけれど、せっかく古い建物を改装した利点がまったく生かされていない状態。
ちょうど、街の縮図を見ているようでした…。

それでも、マーファに行く!という人がいたら、私はむしろ勧めると思います…そして私自身、じつはもう一度行きたいとさえ思う。
その理由は本編の美術館と、そしてもうひとつわけが…それがあとがき編です。

ホテルのマップを見ていると、ジャッド美術館の運営を支えているChinati財団の所有するhot spring(=温泉!!!)なるものをみうちが発見。
温泉と聞けば、これは行くしかない。
ホテルの人に行き方を確認すると、
「60mile(100kmくらい。)行ったらあるよ。30mileくらいから舗装のない道なんだけど。絶対お勧め!!!beautifulだから!!!」と。
5時間ドライブとかをこなしてきた今、60mile(100kmくらい。)ということは(普通の計算では)1時間くらいのドライブやし行けるやん!
と、出発。
最初の30mile、舗装の道は、地形の起伏全く無視のまっすぐな道。誰もいない。
次の30mileは…想像以上のでこぼこ道でした。
レンタカーは完全保健なので、がりがり言っても突き進む笑(何かにこすっているのではなく、岩だらけ過ぎて、普通に走っていてがりがりこするのです。)
時速は常に10mile/hか、それ以下。
常に道の片方は崖。しかも、左右交互に崖は現れる。
ハンドルをLAのとき以上に握りしめる。落ちたら死ぬ。
必要最低限の手を加えただけの、かろうじて道、と呼べる感じの、道。
映画の平和なワンシーンの名わき役、「地球の毛」も生えていなくなり、乾燥地帯…見たことのない気味悪いいかにも乾燥地に生えていそうな植物が地球の毛にとってかわる。
暑い…
そしたら突如、その中に異様に青々とした木々の一帯が谷底に…たぶん川のあるところ。
でも、途中川らしきとこを横断したら…乾いている。。。
不気味に人の住んだ痕跡もある…でも廃墟だったり。
60mile中ずっと一本道で、轍もあって、迷いようはない…ナビも一応道を示している。
引き返そうか、
と言いながら、
待って!あのひとやま越えてみよう!
と言いながら、
でもいよいよ引き返そう!
てなった時に電柱と電線が現れて、
やっぱり先に進む笑

電柱と電線を発見してからさらに1.5倍くらいのでこぼこ道を命の危機を感じながら進み(リアルに!)
とうとう到着…といっても看板もない。ナビと見えるものからの予想…
…しまってる!!!!
ゲートのはるか向こうになにかがあるけれど、どうしようもない…
見えているにもかかわらず、歩いていくなんて絶対無理な、あたりの景色。
外に出ることさえもなんだか怖い。
仕方ないのでまた、引き返しました

舗装の道まで戻ってきたときには、達成感でした。
私たち生きてるよ、と。笑
あとはただひたすら直線道をあがったりくだったりするだけ。あたりにはたまに牛と馬が放し飼いにされている以外だれもいないけれど、ガソリンがある限り生きては帰れる。…ガソリン朝のうちにいれといてよかった。。。
…そしたら前方に駐車している白いバンが。
私たちが追い越すと発車して追ってくる。…明らかに私たちが追われてる!!
国境警察でした。
メキシコとの国境が近く、警備しているのだそう。
明らかに怪しくない能天気な日本人2人だと思うのですが、向こうは真剣。
小さい普通の車でhot springを目指すという話が信じられないらしいです。ホテルの兄ちゃん…道のことも少し教えてくれてもよかったのに…笑
2人ともパスポートと、パスポートにたまたま挟みっぱなしにしててはらりと落ちた使用済みの飛行機のチケットも念入りに調べられて、
牢屋に放り込まれることはなく、疑ってごめんねーと言われながら無事解放。

メキシコとの国境問題の深刻な状況は、先学期、レクチャーを受けたばかりでした。(5月に少しだけブログでも触れました…)
メキシコ側から不法入国をする人が後を絶たず、そして入国したあとも、国境付近での死亡者数はすごく高い。収入は低い…
昔はすごく柔軟に対応してきた国境線が、
今は本当に厳重な壁がずっとどこまでも続いている絵が思い出されます。
それを越えて、そしてどんな不安な思いであの地帯を抜けるんでしょう…、
そして、やっと越えたら国境警察に見つかって、牢屋に行くしかない。あるいはそれにおびえながらの厳しい生活。
先学期のあの日、建築のテーマとして、これほどの切迫したものを扱っていたのかとはっとしました。

…とまあ、すごい無茶をしたようなんですが、マーファに着きさえすればマーファの人ならだれでも知っているれっきとした観光地。アメリカ人タフです。
そして、あとでみつけたある人の旅行記には道は大事な観光の一部(しかも結構な割合)として紹介されていました笑
ただ家族が経営している小さな観光地のために、メディアにはあまり載せていないみたいです。
きれい…ぜひ、今度はジープで、いつかリベンジしたいものです!!

Chinati Hot Springs

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