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2010年10月

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HELP!!

Copenhagen

今までまずくて食べられない!
ものは作った記憶がありませんでした。
まめに料理する方ではないけれど、
料理番組眺めるのは好きだったし、
自然とある程度の常識は備わっていたし、
レシピをみればなにかが足りなかったとしてもなんとかなってきました…。
めったに、あんまり冒険しない、のもあるけれど、
作ったものがまず過ぎて食べれなかった経験がありません。。。

が、しかし!

今日ついにやってしまいました…
じつは10月2日に入居して以来、コンロ(IH)が壊れています。
機嫌のいい時だけ作動します。
長く続きません。。。
ルームメートは果敢に挑戦してゆで卵を3つ廃棄したそうです。
私が挑む時は、フェイントかけてきますが、いつもお鍋を置いたらだんまりでした。
修理のおじさんが以前一度だけ来てくれたそうですが、
その時は機嫌よく動いたそうです。。。
オーナーの、部屋を貸し出してくれているハンナは森で訓練中で連絡とれないし。。。
ほぼ毎日昼も夜も、外食なしのサンドイッチ生活…。
さすがに飽きた!火の通ったものが食べたい!!!
て、ことで、今日は急きょ帰宅後オーブンをつかってみることに!
材料はパスタ用に買った野菜(玉ねぎ、マッシュルーム)とトマト缶とパスタ。
オーブン料理のイメージにつきものの、
チーズも、アルミホイルもないけれど、
まあ、そんなに失敗してひどい味になりそうなものもなさそう。
外は雨だし、近所のスーパーは閉まっているし、材料はこのままでいくことに!
猛烈に空腹状態で、ささっとインターネットでオーブン料理検索してみるも、
見つかったのはどれもコンロで下準備→オーブン。。。
加熱時間足したらなんとかなるんじゃない?
パスタも、玉ねぎから水出たら柔らかくなるんじゃない?
てことで投入してみた。
心配そうに横でパンをあっためるルームメート。潔し。
結果は…失敗。
玉ねぎが泣きそうなくらい劇辛で、
パスタは超固ゆで。
材料とは分離して、
パスタソースらしきもの。
マッシュルームが唯一、ほっとさせてくれる。。。

改善の余地ありです、まだまだ同じ材料で(残ってる。)あきらめず実験続けます!笑
でも…やっぱりだれかオーブンだけでできる簡単で、おいしくて、安くできるレシピあったら教えてください。。。笑

雑記

Copenhagen

雑記1・流れ星

…を見ました!!
空が澄んで星がほんとうによく見えます。

その一方で、バナナの皮を踏んだらほんとうに滑ることを身をもって体感しました。
街中で。
誰が捨てたんやー。


雑記2・カラフルな模型

20101024箱

今週はひたすら今まで作ったことのないカラフルさの模型を作っていました。
折り紙の箱が大活躍しています笑
1/500で、2人で30くらいつくりました。
コンセプトも決まっておらず、
材料もふんだんに利用してよく、
プログラムの自由度も高いため、
今まで個人的に気になってたことも試しつつ楽しんでいます笑
シアトルにいたときとちがって、
インチ&フィートではなくメートル単位。
紙のサイズもA3とかA4とかの単位なので、
いろいろとやりやすいです。
模型材料も、
シアトルでは環境考慮でスタイロは使用せず、
ボリュームのスタディから建物本体からすべてカードボード(段ボールみたいなの)が基本だったのが、
こちらでは基本的に日本と似た素材を使っています。
これもやりやすい。


雑記3・プロジェクト

お隣では私立大学の建物の模型を作っています。
こちらは週明け月曜日にプレゼンを控えています。
コンペの何段階目かにあるそうです。
ぜひ最後まで行ってほしい!

今週金曜日には別のプロジェクトの締め切りもありました。
アーバンプランニングと、アーバンデザインの中間くらいの、
歩こうと思えば歩ける…という微妙なスケールの計画で、
とても難しいと言っていました。

大きな2つのプロジェクトが締め切りを迎えたので、来週はまた新しいのが動き出すはずです。
コンペに勝っているのにまだ動いている様子がないプロジェクトもあるので。

もうひとつは、超田舎のヴィラとランドスケープのデザインのプロジェクト。
ランドスケープの別の事務所との共同プロジェクトだそうです。
もともと素晴らしいランドスケープのところらしいですが、
クライアントは「ラグジュアリー」を求めているらしく、、、
なかなかデザインの方向性が一致せずそのあたりの兼ね合いが難しいらしいです。

小さな広場のランドスケープデザインがひとつ。
これは協議型のやつです。
これも今複数の事務所が参加して設計途中。勝てるといいなー。

Dalarnaの図書館は、プランニングの調整中。


雑記4・事務所

前にも書きましたが…発見をいくつか。差し障りのない範囲で!

トイレ。
天窓があって、でも超天井高高くて、
昼間はトイレに電気がないことに気づきませんでした。。。
夜と曇りの日は真っ暗です笑
懐中電灯持ってトイレに行きます。

食洗機。
絶対きれいになりません。

おとなりさん。
AIAIAIです。ヘッドセットほしい人はご一報を!

お金…
お昼ごはん、模型材料等が必要になった時には、
ボスにクレジットカードを借りに行きます。
ピンコードダダ漏れ!
ちょっとした衝撃。

電話。
事務所の電話はアイフォン。
ボス3人がそれぞれ一台と、コミュニケーション担当用に一台。
つまり昼夜関係なし。
あとは、スカイプも使っています。
電話するとき、なぜかみんなじっとしていません。徘徊します。へんな習性!


雑記5・ごはん

チーズがおいしい!とくにチーズ好きとかではないんですが。
ねずみがアニメで食べてる感じのチーズもスーパーで売ってます。
tucというクラッカーと相性ばっちり!です。

サーモンの格付けが低いことにちょっと異議を申し立てたい。

デンマークの黒いパンは、慣れてきたら結局毎日食べてます。

玉ねぎが異様に小さく、ピーマンが異様にでかい。

やっぱり人参はここでもスナック…味は日本と一緒。。。

クッキーは買うと危険。かなりの量入っていて安いけれど、食べだしたら止まらない。

見るからに不健康そうなスナックが多い…
街で見かける天使のような子供たちがそれを食べているのをみると取り上げたくなる。。。

自炊慣れしている。
ぱぱっとご飯作ってくれ、基本オーブン料理。おしゃれー!

外食の選択肢は主に3つ…ピザ、タイ、スシ。

お酒後はラーメンの代わりにホットドック。重いよね笑。
アメリカ版とは違って、縦向きにパンに穴があいている。


雑記6・近況。

今週はだれーっとした週末を楽しんでいます。
ちゃんと火を使って料理しよう…
来週はチェコ!


雑記7・追記

20101024ホテル

先週アップしたブログの追記。
先週の藤本さんとのミーティングのホテルを去る時、
パパラッチが入口で張っていました。
聞いてみても、デンマーク人のしがない歌手の名前しか聞けず(らしい)。

翌日の新聞にばんっ(らしい)!
私たちが去った10分後には皇太子がホテルに来てたらしい!
デンマークのプリンス!と聞いて、みたかったーとはしゃぐも、
イメージとは違って実際のプリンスは40か50代くらいらしい笑

last weekend

Copenhagen

先週はDalarna Library模型完成!
…屋根やファサードのデザインは保留のまま、
断面図もないままのクライアント用模型。

20101018模型完成

金曜日の夜はNIGHT OF CULTUREといって、100以上のコペンハーゲン中の美術館や文化施設が夜中まで開いてイベントを行う、一年に一度のお祭りのような日でした。
事務所では5時にボス自らがビールを配布し始め、一飲みしてから街へ繰り出しました。
コペンハーゲンの街中が真夜中までお祭り状態でした…。
デンマーク人、2つの顔を持っていると思います、昼の顔と、そして夜の顔。。。
昼間はどちらかと言えば寡黙で、物静かな感じ。
それが夜になると超フレンドリーに!!笑
…どっちもその人らしいんですが。どうもまだ戸惑うことが多々あります笑

20101018Cultural Night

市役所の一部。友達はぶれていますがモデルのよう…

そして週末。インターン友達のガビと2人、まずは月曜から始まる新しいプロジェクトの敷地見学。
コペンハーゲンの北の方にある、開発地と緑豊かな高級住宅街とがぶつかるウォーターフロントに、
Experimentariumという科学館?があります。
歴知的建造物と増築部からなる建物で、
ビール工場と建物をシェアしています。
このExperimentarium(発音が面倒。。。)の増床計画の指名コンペのプロジェクトです。
コラボレーターはシアトルの図書館と同じInside Outside!
敵はBIGやLundgaard & Tranbergといったデンマークの有名建築家たち!
制約の少ない自由度の超高いプロジェクトで難しいのですが、楽しみです。
月曜からまずは敷地を作って…スタディを自由に始めていいとのこと。
ボスと担当アーキテクトは忙しそうなので、締め切りまでに時間もあるし、やんちゃしても許されそうです。
帰るまでこれにどっぷり時間をかけることになりそうです。

もうひとつは、来てからずっと取り組んできたDalarnaの図書館の、
藤本壮介さんとADEPT Architectsの打ち合わせにおそらく日本人枠で参加させてもらいました笑。
コペンハーゲン一らしいのホテルのカフェで合流。
普段はカジュアルなボス・マーティンも今日はジャケット。
私はジーパンかあっかいスカートしか持ってきていなかったので急きょ頼みのH&Mで黒いズボン購入して。
まずは状況が、ドキドキの打ち合わせです。
模型を作っていて感じた、まだ不確定のデザインの打ち合わせかと思いきや、
もちろんそれもありましたが、
それに至るまでにどうするか、という話が本当にたくさん。
細かいことはかけませんが、
クライアントのことや、ライブラリアン、コラボレーターのことや、
実際に公共建築を「建てる」に当たって出てくる問題にがちんこで直面している場面に遭遇しました。
まさに修論で見ていたことの一部が、
実際目の前でリアルタイムで打ち合わせされていて、
すごく興味深かったです。
中でも一番印象的だったのが、
ワークショップの提案が自然になされていいね、いいね…という方向に向かっていったこと。
実はADEPTで現在進行中のプロジェクトのほとんどすべてにおいて(すべてパブリック・スペースに関する)
ワークショップがデザインに組み込まれていて、
しかも本当にデザインにコミットするよう緻密なデザインがなされています。
また、クライアント側の組織も専門家を中心に、プロジェクトに応じた形でしっかりと組織されているようで、
話し合い自体には参加できませんが、
本当にうまくデザインのディベロップが進んでいく様子を目の当たりにしています。

ライフスタイルが全く違うから、成立することでもあると思います。
このことについて考え出したらきりがありませんが、
ひとまずは、どんなふうにデンマークでは機能しているのかを、もうすこし観察していたいと思っています。

みんなインターンでさえ1年とかのスパンで事務所でやってきている中、
私は3か月のただの学生インターン。
他の事務所では見向きもされなかったかもしれません。
けれど、ADEPTの規模で、ADEPTの勢いだからこそ、
経験させてもらえているいろいろがあります。
まだまだ若いボスたちの、若さの自覚や、細やかさや、情熱や、真剣さや、芯の強さに、
日々感謝・感服しています。

Bagsværd Kirke・Grundtvigs Kirke

Copenhagen

自転車をついに購入しました。
友人の友人から購入して破格の600DKK。
5日間電車を使って通勤したら130DKK,
1か月パスを購入したら300DKK。
もしかりに最後売れなかったとしても、元が取れる計算。
これで朝1時間の通勤時間のうち30分はべつのことに時間を回せます笑。

20101007自転車とバウスベア

せっかく自転車を買ったので、
日曜日は北に向かって片道1時間サイクリングしてバウスベア教会へ。ヨーン・ウッツォン作です。
着いた時は北欧らしい薄曇りの空。
空全体が明るくて、晴天よりもこの薄曇りの状態の方が、空気全体は明るい状態です。
写真を撮ると、のぺーっとした印象になる空気です。
教会は、煉瓦造りの家々の近隣の中にあって、
空気の方に溶け込むように、白樺とともに光をまとってたたずんでいました。
体の中心部はしっかりあったまっているけれど、
末端部はどうしてもあったまらない感じの気温のもとで、
体はきがつけば光=あたたかみと捉えて、親しみを感じていました。

20101007バウスベアぐね屋根

中は、光の濃淡でできていました。
「ぐねぐね屋根」が有名ですが、あ、そうだったね、というくらいに自然でした。
建物は「造形」「素材」というよりもほんとうに「光」でできているからだと思います。
側廊の、空気全体を満たす質の光をふんだんに取り入れている部分に対して、
それを絞り、さらにもう一段柔らかくする操作を加えられていて、
結果的に光の微妙な変化でしかないのです。
近隣と合わせて見た時の、教会の「造形」「素材」と、
建物が示す真のコンセプトの「光」とのギャップ、そこにウッツォンが込めた皮肉を感じました。

うーん。。。
こうも当たり前の言葉しか並べられない自分の語彙力のなさにがっかりですが…続けます。

20101007バウスベア側廊

物理的な壁は分厚いのに、地元の光がその壁を薄くし、中へ人を招き入れていました。
こういう方法で人を呼ぶ方法もある。
でも、この方法でそうするには、時間もかかるのだろうとも思いました。
この教会はいい歳のとり方をしているように感じられました。
教会は、なんだか自分の場所じゃない気がして私がもっとも苦手な建築空間なのですが、
この教会にいて怖いとはおもいませんでした。
日曜日朝のミサの名残がのこる小さくて静かで柔らかい光の満ちた教会で一人、
しばらくぼーっと座っていました。

20101007グルントヴィークス外観

帰り道、デンマークでは有名なクリント親子によるGrundtvigs Kirkeである教会に立ち寄りました。
こっちは、周辺の建物に「素材」「造形」の点で完全に溶け込むいでたちです。
もちろん、教会が先で、周辺があと、なんだとは思いますが。
煉瓦は周辺の建物と同じ、黄色みがかった煉瓦です。
いいなと思うのは、周辺がほんとうにただの家であることです。
普通に生活の中に溶け込んでいました。
そして内部空間のテーマはやっぱり「光」…

20101007グルントヴィークス内観

信心をもたない私にさえも門扉を開いていてくれる教会。
資本主義社会でどっぷり生活する私にとってはすごく不思議で、
どうしても解すことのできない部分がたくさんあります。
書いてみても正直ふわふわしていて読みごたえもありませんが、
それでもいつかなにか少しでもわかる部分が生まれることを信じ、
書き記しておきます。

デンマークの人々

Copenhagen
20101004sarah.jpg

水曜日に、シアトルにいた時の友達のSarahが夕食に招いてくれて、デンマーク生活できっとあとにも先にも一番の豪華な夕食を振る舞ってくれました笑
あつまった人は私の他にサラを含めて6人。
そのうち一人のデンマーク人を除き、あとはみんなシアトルからている人々。
サラ以外は初対面でしたが、英語の発音やら話題やらなんだかなつかしく、楽しいひと時でした。

そこで話題になったのが、シアトルとコペンハーゲンの人々の違いについて。
私にとってみればどっちも理解しがたいところを持った人々なんですが笑、そんなシアトルの人がコペンハーゲンの人のここが不思議!と自分たちを棚上げして言っているように思われるのが面白かったです。
たとえば。
何を食べるにも、たとえばサンドイッチを食べる時でさえもナイフとフォークを使うとか。
アメリカ人とはちがって超まじめなのに、一方でなにかと超適当で、システムというものが機能していないとか。
アメリカ人は「いい人であろうとする」けれど、コペンハーゲンの人はそうしない。ただ、根っからいい人だとか笑。

○○○

20101004模型

来てからずっと、すでにコンペには勝ち、実施が決まっているスウェーデンの図書館に取り組んでいます。
三人のパートナー(アナスとマーティンとマーティン)の下に、一人、ウーノというデンマーク人のスタッフの建築家がいて、プランとファサードのスタディをしていて、キャスパーという一人のインターンがスケッチアップでスロープの角度と断面のスタディを行い、私、オグスティン、ガビの三人がクライアント用の模型に取り組んでいます。

模型を作るのに絶対必要なのに、だれもディベロップしていなくて「フラットで。」ということになっていてどうも納得いかなかった屋根のデザイン…これはチャンス。

いろいろ口で言っている間は「また変わるかもしれないけどとりあえずフラット」というパートナー(アナス、マーティンx2)でしたが、
フラット含め、私たちがコスト、採光、コンセプト、雨水、構造の視点からいいと思う、スパイラルと連動してできたスカイライトをもつオプション6つくらいを用意するとそのひとつが採用されました!

やったー。

タイプの違う3人のパートナー(アナス、マーティン、マーティン)を説得するのはなかなか大変で、でもそれがうまくこの事務所では機能しているし、スタッフのやる気にも貢献しているなーと感じます。
(3人を見ていると、私が4回生の時のすえけんM2の方たちを見ている気分です笑…)
たいがい、3人がばらばらなものに対して、ただし、複合的な視点を踏まえ'I DON'T like it'ではなく'I DO like it because....'で意見を言います。
これが健康な議論にまずつながります。
'I like it because....'に続く理由はすごく複合的で、でもその中には必ずしも合理的なものではなく'ぼくはこういうクレイジーな空間が好きだからこの案が一番好き!'みたいな超感覚的なものも含まれます笑
でも、その超感覚的なものも、複合性の中にあるから納得できたりします。修論のOMAと一緒です。
3人は互いをすごく尊敬していて、3人のうちの自分と違う人の意見もまた自分の意見のように扱います。
だから、3人のばらばらな意見の中に、私たちの意見の入る余地が多分に残されているのです。

結果的に、みんながすごく積極的な気持ちのまま、デザインはうまいこと単なる折衷案とは違うあるひとつに収束していきます。

パートナーのアナス、マーティン、マーティンは30歳、31歳で若く、もともとオーフスの建築学校の同級生で、卒業とともに事務所を立ち上げたのだそうです。
だから、もともと上下関係が希薄なデンマークにおいて、さらに拍車をかけて友達どうしが相手を思いやる気持ちに支えられて事務所が運営さえている印象を受けます。
日常では誰も誰にも指図しないし、その人をジャッジしたりしない。まさに友達関係。
このような関係で事務所の緊張感を保つのはすごく難しいように思えますが、
それを支えるものは三人それぞれ、そして三人一体となった時の得体のしれない魅力なんだと思います。
ときに超子供である半面笑、誰よりも自分に厳しく、3人がそれぞれ自分のやり方で事務所のリズムをありのままの姿で作っていると感じます。
それはもう、デザインとかの以前に、今まで感じたことのないチームを組織する才能であるように感じます。
それとも、これがデンマークでは普通の組織の在り方なんでしょうか??そこは未知ですが。

○○○

20101004BD.jpg

昨日は事務所のタティのバースデー。
事務所の不思議な習慣で、誕生日の本人が朝ごはんのパンを買ってきます。
3月にはまだ10人だった事務所のメンバーは、今では20人弱。
誕生日の張本人の彼女はブルガリア人、
その他各国の人が働いています。
二倍のパンが必要だわーとうれしい悲鳴をあげていました。
金曜日だったから、午後5時にケーキが登場してからはそのままシャンパン→ワイン→そのままアルコールの嵐…
そして夜中まで続く!
かつてないほどに気持ちよく酔っ払いました笑
ああ、デンマーク。。。

ADEPT Architectsへ

Copenhagen

朝7時起床。
警察官の卵のエニーシャはすでに起きて出て行ったあと。
朝から走ってシャワーを浴びて、それから授業なんだそうです。さすが警察学校。

通勤です。ちょっと地図縮小してみてください。B(家)からA(事務所)です。

大きな地図で見る

こっそり撮る写真で、しかも、朝日で薄曇りの超ややこしい光の中の写真なので、いつも以上に乱れた写真ですが…ご了承ください。
朝7時45分には家を出ます。
中国もびっくり!?な自転車の大群が横を走っていきます。
20101003ちゃり

近所では古い建物が現在のニーズに合わせて自由に使われています。
夜になって各窓に光がともると(カーテンがあまりかけられていないんです)、
写真にはうまく映らないんですが、それぞれの個性のおしゃれが浮かび上がってきて本当に楽しいです。
やっぱり自転車いっぱいの湖のほとりと、
20101003ちゃりとlake

湖沿いの街並み。
20101003lake.jpg

市街地に向かいます。
「タイガー」もあるよ、まっきー笑。
どんどん進むと威厳たっぷりの市役所。
今日なんだか気づけばずっと一緒に歩いていた、音楽に合わせて歌いながら歩く女の子とともに。
20101003市役所

市役所のいかめしい記念碑的噴水の彫刻。彫刻や銅像は、市の中心部にたくさんあります。
20101003いかめしい像

ここにも銅像。このおじさんが見ている先は…
20101003おじさんの像

チボリ公園。
20101003チボリ

さらに進んで、市の中心部を抜けると、もうひとつの湖にたどり着きます。
20101003もうひとつの湖
やっぱり自転車笑

こっちの湖のほとりは、さっきよりもスケールのでかい、新しい建物の地帯です。
右手にはLUNDGAARD & TRANBERG ARCHITECTSのプロジェクトが見え、
左手にはブラック・ダイアモンド(市立図書館。写真。)、その奥にはオペラ・ハウス(ともにヘニング・ラーセン)。
20101003ブラックダイアモンド

今度は小さな水辺が表れます。
急に森の中に迷い込んだ雰囲気になります。
20101003自然公園

栗拾いしている通勤中と思われるダンディーな男性。
20101003クリ拾い

この水辺を抜けると、通称、「世界の果て」、事務所の近隣に突入です。
そして到着。事務所外観。
20101003事務所外観

なかなかひどいですが、上にあがると「クローバー・フィールド」一望できて快適です。
通勤徒歩1時間。いい運動です笑。


20101003事務所
今は、メキシコ人とポルトガル人のインターンの子とともに、Dalarna Media Arenaという図書館プロジェクトの、金曜日アップのクライアント用の超神経質な1/100模型を作っています。断面図なしで笑
スパイラルを、断面図なしに、超きれいにつくる、というのは、なかなか至難の技です。
1人べつにプランと断面の検討をしている人がいますが、基本的に3人のボスが直々に指示を出し、議論にも応じます。
仕事内容は、今のところは模型バイトとかわりませんが、久々で、あれこれ実際の設計について考える感覚を取り戻すのにいい練習になっています。

お昼ごはんは当番制で準備をして、みんなでたあいない話をしながらわいわい食べます。
20101003ランチ

たまには真面目な話も。
アンダース(もしくはアナス)はひと月ほど前三分一さんに会って犬島や六甲の展望台を見てきたそうで、
素晴らしいアイデアだった、と話しながらも、
気候の違いはもちろんのこと、
100年存続が基本で、また、サステイナビリティの観点から、壁厚60センチから物事が始まるデンマークの建築では絶対に応用できるものではないと話していました。
壁厚60センチは断熱のためにその厚さに達します。建物の中にいれば、長袖一枚で過ごすことができる。
日本人は個々人で断熱してる(着こんでる)から問題ないんだよね。
とアナス。十二単にはじまり、ユニクロのヒートテックに至るまで…たしかに笑

夜7時半には、ほぼ人がいなくなります。
で、また1時間かけて同じ道を帰宅。
食料品を売っているお店はことごとく閉まっていて、ここ数日同じものばかり食べています笑
帰ったら、警察官の卵のエニーシャがHej!と迎えてくれます。
心がほっと、あったかくなります。

それから、もうちょっとがんばって写真とらないと、カメラがかわいそうですね笑

København 2

Copenhagen

金曜日。
ADEPT Architects初出勤。
びびりなので、初日は写真なし。
工場地帯の倉庫のような建物の一室で、同じく若手建築家のEFFECTとインテリア・デザイナー集団のAIAIAIと建物をシェアしていました。
あとで友達になる、アンダース・ロンカの友達は、ここを「世界の果て」と呼んでいました笑
迷って、たまたま出勤中のボス、アンダース・ロンカに助けられる。。。
道路と空き地と倉庫の中にあるのに、
オフィスのあるフロアに上がるとなんと背後にはクローバー・フィールドと呼ばれるサッカー場!!
かなり広々としたオフィスだとおもったのですが、
手狭なので、1か月以内に引っ越すそうです。それはそれで楽しみ。
超フレンドリーなボスはなんと30歳。アンダース・ロンカと2人のマーティンがボスです。
HPで見たら陰鬱な雰囲気たたえたポップスターか!?と思うような写真ですが、
実際はそんなことない、いい人、でした笑
でも仕事が始まったらだれよりも真剣で近寄りがたく、没頭している、
年齢関係なしのものすごいオーラをたたえていました。
建築家7名、インターン、トレイニー合わせて15名ほどのオフィスです。
この日も何かのコンペに勝った連絡が来たとかで沸いている、今急成長中の小さな事務所です。
私はとりあえず、藤本壮介さんとの図書館のプロジェクトの1/100模型づくりをすることに。
スロープが地面のレベルと既存の大学のエントランスをつなぐ作りに成っていて、
4mの天井高はすべて本で埋め尽くされます。
Panopticanのプランですが、中心はリーディング・ルームになっています。
コンセプトは、ほんとに単純で明快。
すでにコンペにも勝っているのですが、
建物は100年存続して当たり前でそこからどれだけもつか、が重要で、
だからディテールを考えるこれからの作業が本当に膨大なんだと話していました。
お昼は当番がサンドイッチの準備をし、
ボスもインターンも関係なく、家族のようにわいわい食事し、
この日は特別に午後3時には全員事務所を後にしてプロジェクトのオープニング・セレモニーに向かいました。
コペンハーゲン郊外の駅とその周辺のランドスケープのプロジェクトです。
なんとも不思議なセンスでした。

Måløv Aksen

20101002オープニング・セレモニー

そのまま事務所には戻らずみんなバーへ移動。
有無を言わさず連行!笑
だれかの友達やら、だれかの彼女やら、だれかの元彼女やら、とにかくいっぱい集まって、
7時とか8時とかから夜中まで飲んで、しゃべって。
私は12時頃ユースなので引き揚げましたが、
自転車のみなさんは朝までいたそうな…パワフル。
バスは1時頃まで1時2時まで、たぶんその後も電車は走っているそうです。
デンマーク人同士はデンマーク語で話し、デンマーク人の話す英語はまるで英語版の秋田弁ですが、
そしてなんだか時々言動・行動がとっても奇想天外ですが、
みんな気のいいやさしい人たちで、すごくリラックスできました。


土曜日。
いよいよ引越しの日!
お世話になったユースを後にしました。
そして初IKEA!!
神戸にあるけどいったことがなかった!
めちゃ楽しかったです、お勧め!!
安くでマットレスと布団カバーと布団と枕とハンガーとを購入し、
晴れて入居。
私の部屋は中庭に面する方にあります。
十分広いけれど、広い!と言ったらそうか???といわれました。10m2強くらい。
シアトルの時とは違ってちゃんと暖房もあります!
半地下階に建物の各庫の物置があって、
そこにあったいらない家具を貸していただきました。
軍隊の彼女が「エクササイズ!」といって軽やかに運んでくれました。
7時に布団をカバーに入れた時点で、朝までぐっすり沈没…

20101002部屋

部屋と、イスと、デンマークの黒いパン。


日曜日。
実は家賃のなかにワイヤレス・ネットワークが含まれていないことが判明し、
市街へモバイルアダプターを検討しに行きました。
10時目指していくも、どこも開いていません。
どっっっこも!
H&Mも、携帯やさんも、レゴの店も、みんな。
あいているのはカフェだけ。
結局、12時頃にぼちぼちあきだして、3時4時からぼちぼち閉まりだし、6時にはどこも閉まる感じでした。
今日は月初めの日曜だからまだお店はよくあいている方だそうです。
みんな3時4時から5時には平日仕事が終わるそうで、問題ないのだそう。
建築事務所はなかなかそうはいかないそうですが。まあ、おいおい。
やっとのことでお店を一件見つけて聞いてみるもソーシャル・セキュリティ・ナンバーがないために、論外!
そのあと自転車も探して(購入ならず。。。)歩いて、歩いて、
へとへとで帰ってきて、
試しにワイヤレスを検索したらどっかの家のが利用できて、
今に至ります。

雑然としていましたね…読んでくれてありがとうございます。

København 1

Copenhagen

着きました。
とりあえず最初5日は怒涛だったので、日記です。

水曜日。
4時半起床、両親に送ってもらって、9時過ぎ離陸。
離陸は爆睡で知らず笑
もちろんエコノミーですが、2人掛けの隣の座席が空いていて快適な空の旅でした。
フランクフルトの超フラットな森の中の空港で乗り換えて、
出発の同日の夜7時コペンハーゲン着。
時差は8時間です。
今は6時頃からだんだん暗くなる感じです。
空港ではニコちゃんが出迎えてくれました!
ニコちゃんはスウェーデン人、デンマークの大学卒、つい最近まで宮本さんの事務所で働いていた陽気な兄ちゃんです。
私はデンマークだけでなくヨーロッパは初なのですが夜ついた時の第一印象を少し。
どこまでも続く石造りの家々と道路の持つ雰囲気とそこに生活があることとにまずとっても驚きました。
あと、断面図がだいぶ日本と違います。
道幅は広く、中央から中央分離帯、一車線の道路、バス停、自転車専用道路、歩道、溝もセットバックもなく、建物、という感じ。
バスを降りたら、まず左右をよく確認しないと、すごい勢いで自転車が駆け抜けます。
どの建物もどういうわけか半地下階を持ってます。
それからどの建物も教科書の図と地の絵で見た構造で、かなりでっかく緑に満ちた中庭を持っています。
ユースはその半地下にあったのですが、日は差すし、中庭は一望できるし、あったかいし、なかなか快適でした。
そして人。たぶん、平均体重は日本よりは若干重そう…で、シアトルよりは10キロ軽いと思われます。
つまり、完璧!かわいいし、セクシーだし、かっこいいし、ダンディー。
そのままユースへ。就寝。


木曜日。
午前中イミグレーション・センターへ。
待っても待っても帰ってこなかったワーキング・ホリデー・ビザをあっけなく取得!!
これで安心して1月7日までいられます。
みなさん、のんびり働いていました笑

ニコちゃんちへ立ち寄りました。目的は家探し!!
その前に、途中みつけた広場。
建物の合間にひょこっと表れ、オープンカフェがあって、木が生えていて、噴水があって、
ちょっとした憩いの場になってます。
車は通れませんが、奥に道が続いて、通行が多く、奥は住宅地になっています。
いつも人がいていい空間です。
住宅地へはぐるっと回れば車でもアクセス可能です。

20101002広場

こっちでは、完全に需要が供給を上回っています。かなり家探しはむずかしい。。。
基本はキッチン、水周りはシェアです。光熱費込みで6万前後。
男女は関係なしが基本です。
手伝ってくれているニコちゃんもシシリアという女の子とシェアしていました。
ファミリー向けの良い環境のアパートの4階。
ぼこぼこしたプランになっていて各部屋窓が付いています。
シシリアの部屋が通りに面し、ニコの部屋が中庭に面しています。
キッチン・ダイニングが中庭に張り出すようになっていて、なんとキッチンにもサービス用の中庭につながる裏戸口が付いています。
キッチンはオーブンと食洗機つき!
さりげなく家具はアルネ・ヤコブセン!
そしてごみ箱も冷蔵庫も同じ木の戸棚の中に収納されます。どれも標準装備。

20101002ニコちゃんち

コックニコちゃんとシシリアと…包丁はマグネットで空中収納。

20101002ニコシシリア

超快適なキッチンで住人たちと昼ごはんを楽しんだ後、部屋を後にし、
プリペイド携帯を購入し、
こっちでまたネットで部屋探しして連絡を取っていたオーナーさんに会いに行きました。
新しい連絡も取りつつ。。。
こっちの人の歩く距離の「近いよ。」は、私が驚くほどの距離です。
ちなみに私は心斎橋から梅田へ、節約のためなら歩ける、くらいの感覚の持ち主です。
「近いよ、歩けるよ。」の言葉を信じたら、平気で1時間くらい歩きます。
コペンハーゲンはたしかに小さいですが、小さいと言えど広いぞ!?
と言いたい。。。。
歩いて歩いてたどり着いた二件目。
中心部に近く(コペンスケールで)、相場の値段、偶然期間一致して決まりました。
この場所にも30件くらいオファーがあって、5人くらい見に来たそうな!
かなりのラッキーです。
もともと私とほぼ同い年の女の子2人でシェアしていて、そのうちの一方が家のオーナーです。
その彼女はデンマーク軍隊の軍人さんで、これから4か月の間、森で訓練のために住むから家を空けるので貸し出すんだそうです。
そして相棒の方は警察官の卵。
安全なことこの上なしです。
2人ともとっても美しく、大人な感じですが、たしかにごついです。

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